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ブラウン管テレビ27台増設

ブラウン管テレビ27台へ増設。もっと自由に「背景を組める」撮影スタジオへ|GRID SPACE 旗の台

ブラウン管テレビ27台へ。撮影に合わせて組み替えやすくなりました

GRID SPACE 旗の台の特徴のひとつでもある、ブラウン管テレビ。

オープン当初から多くの撮影でご利用いただき、実際の撮影現場での使われ方を見ながら、少しずつ台数や配置方法をアップデートしてきました。

そして現在、スタジオに用意しているブラウン管テレビは27台になりました。

ミラーボールを使用する際は暗くするのがおすすめ

GRID SPACEがブラウン管テレビを増やしながら考えてきたのは、

どうすれば、撮影する人が自分の作品に合わせて背景そのものを作れるのか。

ということです。

最初から完成されたブラウン管テレビの壁があって、その前に立って撮影する。

もちろん、それもひとつの使い方です。

でもMVやコスプレ、アーティスト撮影などでは、実際に空間へ入った瞬間に、

「もう少しテレビをこっちに寄せたい」

「この背景にもブラウン管テレビを持っていきたい」

「人物の後ろだけではなく、前景にもテレビを置きたい」

「もっと画面いっぱいにブラウン管テレビを入れたい」

そんなアイデアが生まれることがあります。

GRID SPACEは、その「もうちょっとこうしたい」まで実現しやすいスタジオでありたいと考えています。

オープン当初から、少しずつブラウン管テレビの使い方も変わってきました

GRID SPACE 旗の台は、オープン当初から現在の27台だったわけではありません。

最初はこの状態からスタートしました。

GRID SPACE 旗の台スタジオ初期のブラウン管テレビセッティング

そこから実際に利用していただく中で、ブラウン管テレビを追加したり、ラックを変更したり、移動しやすい構成を考えたり。

少しずつアップデートを重ね、現在はこの状態になっています。

GRID SPACE 旗の台2026年9月時点のブラウン管テレビの状態

単純に台数を増やすだけなら、ブラウン管テレビをひとつの場所へ積み上げて固定してしまう方が簡単です。

でも、それでは撮れる背景もある程度決まってしまいます。

そこでGRID SPACEでは、「たくさんある」ことと同じくらい「動かせる」ことを大切にしています。

以前の記事では、ブラウン管テレビを単に「置く」設備ではなく、撮影に合わせて「組む」設備として考えるようになった経緯についても紹介しています。

ロケハンでよく聞かれる「このテレビ、動かせますか?」

ブラウン管テレビを移動しやすくしている理由は、スタジオ側の都合だけではありません。

ブラウン管テレビが並ぶレトロSFテイストの撮影スタジオ「GRID SPACE 旗の台」

ブラウン管テレビが並ぶレトロSFテイストの撮影スタジオ「GRID SPACE 旗の台」

実際、ロケハンに来ていただいた際にかなりよく聞かれるのが、

「このテレビ、別の場所に移動できますか?」

「この背景にもブラウン管テレビを持っていけますか?」

というご相談です。

写真やサイト上で見るだけではなく、実際にスタジオへ来て空間を見ると、そこで初めて撮影のアイデアが具体的になることがあります。

「このソファの横にテレビを置いたら面白そう」

「ロッカーの前にテレビを持ってきたい」

「ここに縦方向で積めたら画が締まりそう」

そんな声をロケハンでいただくことが多く、GRID SPACEとしても、できるだけその場で生まれた発想を実現しやすい構成にしておきたいと考えるようになりました。

そのため、ブラウン管テレビを単に増やすだけではなく、ラックの形やキャスター、配線方法まで含めて少しずつ見直しています。

使い勝手の良い「縦型独立タワー」で、さらに移動しやすく

STUDIO PODBASEがスタジオづくりで大切にしていることのひとつに、

「利用者の創造性を拡張する」

という考えがあります。

もちろん、スタジオ側でセットしている背景をそのまま使っていただくのも大歓迎です。

一方でMVやコスプレ、創作系の撮影では、現場に入って実際の空間を見た瞬間、

「これ、こっちに持っていったらもっと面白いかも」

というアイデアが生まれることがあります。

そのアイデアを、設備が固定されていることで諦めてほしくない。

そのため、GRID SPACEのブラウン管テレビラックは、できるだけキャスター付きで移動できる構成にしています。

今回新しく追加したのが、ブラウン管テレビを縦方向に配置した独立型のテレビタワーです。

独立型のタワー型のテレビラック

横幅を取らないコンパクトな構成なので、これまで以上にスタジオ内のさまざまな場所へ移動しやすくなりました。

ブラウン管テレビを移動して使用する場合の基本的な考え方や注意点については、こちらの記事でも紹介しています。

映像分配器もラックと一緒に移動できます

ラックだけ移動できても、場所を変えるたびにテレビ裏の配線をすべて組み直さなければならないのでは、撮影中のレイアウト変更が大変です。

そこで今回の縦型タワーは、背面にブラウン管テレビへ映像を送るための映像分配器もセットした状態にしています。

ブラウン管タワーラックの背面の分配器

ブラウン管テレビと分配器をひとつのユニットとして扱えるため、ラックごと場所を変えてセッティングしやすくしています。

GRID SPACEでは、複数のブラウン管テレビへ同じ映像を流すことも可能です。

1台のパソコンから複数台へ映像を送る接続方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

テレビに何を映すかによっても、背景の印象は大きく変わります。

ブラウン管テレビは「テレビ背景」だけで使わなくてもいい

ブラウン管テレビを移動できるようにしている理由は、ここにあります。

GRID SPACEには、ブラウン管テレビ以外にも、それぞれ印象の異なる背景があります。

以前の記事では、スタジオ内にある複数の背景をどのように使い分けられるかについてまとめています。

この複数の背景へブラウン管テレビを移動して組み合わせることで、さらに違う見え方を作ることができます。

シルバーロッカー背景にブラウン管テレビを加える

例えば、シルバーロッカーの背景。

シルバーロッカーの背景にブラウン管テレビラックを配置

もともと無機質なシルバーの背景ですが、ここへブラウン管テレビのタワーを移動することで、少し情報量のあるレトロSF・研究施設のような空気を加えることができます。

シルバーロッカー自体の使い方についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。

ソファーブースにもブラウン管テレビを移動

ソファーブースにも、ブラウン管テレビを持っていくことができます。

ソファーブースにブラウン管テレビを配置

シンプルなソファ背景にブラウン管テレビを数台加えるだけでも、通常のソファ撮影とはかなり違った印象になります。

人物を座らせ、横や背後へテレビを配置したり、前景にブラウン管テレビを入れて奥行きを作ったり。

ブラウン管テレビを「背景そのもの」としてではなく、画面を構成するひとつのプロップとして使うこともできます。

また、大きめの21インチブラウン管テレビにもキャスターを付け、こちらもスタジオ内を移動しやすいようにしています。

ソファーブースのブラウン管テレビ

つまりGRID SPACEは、

「ブラウン管テレビの背景が1面ある」のではなく、ブラウン管テレビを使って複数の背景を作れる。

そんな使い方ができるスタジオを目指しています。

27台あるから、ブラウン管テレビの「密度」も変えられる

ブラウン管テレビの台数が増えたことで、もうひとつ選択肢が増えました。

それが、画面の中にどれくらいブラウン管テレビを入れるかという調整です。

数台だけ置いてアクセントとして使う。

縦型タワーをひとつ入れる。

複数のラックを集める。

あるいは多くのブラウン管テレビを集め、画面いっぱいにテレビが重なるような密度の高い背景を作る。

同じGRID SPACEの中でも、組み方によってかなり印象を変えることができます。

さらに、ブラウン管テレビへ流す映像や色、照明を変えれば、同じ配置でもまた違う画になります。

例えば、撮影中の人物をビデオカメラからリアルタイムでブラウン管テレビへ映す方法もあります。

背景を選ぶのではなく、撮りたい画に合わせて背景を組む。

27台という台数も、そのための選択肢のひとつだと考えています。

照明や小物を組み合わせると、さらに違う空間へ

ブラウン管テレビだけで背景を完成させる必要もありません。

GRID SPACEには、PavoTubeをはじめとしたカラー照明や手術灯、オシロスコープ、シルバー系の小物など、ブラウン管テレビと組み合わせやすいアイテムも用意しています。

カラー照明を加えるだけでもブラウン管テレビの見え方はかなり変わります。

また、少し変わったレトロSF小物についてはこちらの記事にまとめています。


最近では50cm・30cm・20cmの3サイズのミラーボールも追加しました。

ブラウン管テレビとミラーボールを組み合わせることで、レトロSFの中に少しディスコ的な光を加えるような使い方もできます。

ブラウン管テレビを使った撮影なら、もうひとつの選択肢も

STUDIO PODBASEには、GRID SPACE 旗の台だけでなく、もうひとつブラウン管テレビを多数用意した撮影スタジオがあります。

それが系列店のRETRO POP 平和島です。

GRID SPACE 旗の台が、シルバーやホワイト、ブラックを中心とした無機質なレトロSF・近未来的な空間なのに対して、RETRO POP 平和島は方向性が大きく異なります。

こちらでは、カラーラッピングを施したブラウン管テレビや、丸窓、ファー、ビンテージ家具、照明などを組み合わせた、カラフルで少し不思議なレトロポップ空間を作っています。

RETRO POP 平和島も、ひとつの完成されたセットだけを使うのではなく、アイテムやブラウン管テレビの組み合わせによって空間の見え方を変えられるようにしています。

現在のブラウン管テレビや空間のアップデートについてはこちらの記事で紹介しています。

また、RETRO POP 平和島でブラウン管テレビを置き始めてから現在の形になるまでの変化についても記事にしています。

同じブラウン管テレビでも、

無機質・レトロSF・サイバー寄りならGRID SPACE 旗の台。

カラフル・レトロポップ・スペースエイジ寄りならRETRO POP 平和島。

撮りたい作品の方向性によって、かなり違った空間を選んでいただけると思います。

「この背景で撮る」から、「この作品のために背景を作る」へ

GRID SPACE 旗の台には現在、27台のブラウン管テレビがあります。

でも、27台という数字そのものが、このスタジオの一番の特徴ではないと思っています。

ブラウン管テレビを動かす。

積み方を変える。

別の背景へ持っていく。

数台だけ使う。

たくさん集めて画面を埋める。

流す映像を変える。

照明や小物を組み合わせる。

そうやって、撮影する作品ごとに違う景色を作れるようにする。

それは、ロケハンで実際にいただく「ここにテレビを持っていけますか?」という声に応えてきた結果でもあります。

私たちが増やしたかったのは、ブラウン管テレビの台数というより、撮影する人が選べる「余白」なのかもしれません。

完成されたセットの前に立って撮るだけではなく、

「この作品なら、ここをこう変えたら面白いかもしれない」

というアイデアが生まれたときに、それを実際の画にできる場所でありたいと思っています。

コスプレでも、MVでも、アーティスト写真でも。

GRID SPACE 旗の台とRETRO POP 平和島には、それぞれまったく違うブラウン管テレビの空間があります。

「ブラウン管テレビを使って、ちょっと他とは違う画を作りたい」

そんな撮影のときに、STUDIO PODBASEの2つのスタジオを思い出していただけたら嬉しいです。

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