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ブラウン管テレビ映らない時のトラブル対処

ブラウン管テレビが使えないときのチェックリスト|現場で確認したいポイントまとめ

ブラウン管テレビを使おうと思ったときに、

「映らない…?」
「どこを触ればいいのかわからない」

と焦った経験がある方もいるかもしれません。

GRID SPACE 旗の台ではブラウン管テレビを15台以上用意し、
すぐに使える状態でセッティングしていますが、

ご利用状況によってはまれに不具合が発生することもあります。

この記事では、
そういったときに落ち着いて確認できるように、
よくある原因と対処方法をまとめています。

またブラウン管テレビはすべて中古品の無料貸出となるため、
動作保証ができない点についてはあらかじめご了承ください。


■まず確認すること(チェックリスト)

トラブル時は、以下の順番で確認するとスムーズです。

① 延長コード・電源が入っているか
② テレビ本体の電源が入っているか
③ 分配器・コンバーターの状態
④ 映像方式(NTSC / PAL)

ほとんどの場合は、配線や電源の問題で解決するケースが多いです。


① 延長コード・電源が入っているか

ブラウン管テレビは、ラック裏の延長コードを通じて電源を取っています。

ブラウン管テレビのラックにある電源

延長ケーブル自体にスイッチが付いているタイプもあり、
この電源がオフになっているケースがあります。

↑こちらはラック背面の電源ですが、スイッチが「オフ」になっている状態

↑こちらは電源が「オン」になっている状態

まずは延長コードの電源が入っているかをご確認ください。


② テレビ本体の電源が入っているか

延長コードの電源が入っていても、
テレビ本体の電源がオフになっている場合があります。

スタジオには

・市販のブラウン管テレビ
・業務用モニタータイプ

の2種類がありますが、どちらも前面に電源スイッチがあります。

業務用モニター

上記は業務用モニターですが、右端に電源があります。

業務用モニターのRCAケーブル端子

また市販のブラウン管は前面にRCA端子(黄色の映像を挿すところ)がありますが、業務用モニターは背面に入力端子があります。

こちらもあわせてご確認ください。


③ 分配器・コンバーターの確認

ここから少しだけややこしく感じる部分かもしれませんが、
順番に確認すれば大丈夫です。

通常、スタジオではカラーバーが表示される状態でお貸出しています。
この表示が出ない場合は、以下の可能性が考えられます。


・分配器の電源が入っていない

分配器はアダプター経由で電源を供給しています。
電源が入っているかご確認ください。


・分配器のスイッチがオフになっている

分配器本体にオン・オフのスイッチがあります。(写真左上)

分配器

こちらがオンになっているかご確認ください。


・HDMIコンバーターの電源が入っていない

HDMIコンバーターも電源が必要です。
アダプターが接続されているかご確認ください。

HDMIコンバーター

こちらがHDMIコンバーターです。ここにHDMIケーブルを接続してパソコンと接続することで、ブラウン管に投影することができます。

HDMIコンバーターの電源


・配線が正しく接続されていない

HDMIコンバーターから分配器の「入力」に
RCA端子(黄色)が接続されているか確認してください。

 分配器の「入力」

写真は入力されている状態です。ここに端子が入力されないと出力されません。
同様に出力ケーブルから各ブラウン管テレビにも端子が接続されているか確認してください。


④ HDMIコンバーターの設定(NTSC / PAL)

HDMIコンバーターには切り替えスイッチがあり、

・NTSC(日本・アメリカ)
・PAL(ヨーロッパ)

の2種類があります。

HDMIコンバーターの切り替えスイッチ

コンバーターの左側にスイッチがあり、押し込んだ状態がNTSCとなります。

スイッチが「PAL」になっていると、
映像にノイズが出る場合があります。

ブラウン管テレビにPALでコンバーターをつないだ状態

↑PALでつないだ状態はこちら、白黒になってノイズが乗ります。

ブラウン管テレビにNTSCでコンバーターをつないだ状態

↑NTSCでつないだ状態はこちら、スマホ撮影で半分つぶれていますがカラーバーは正常に反映


■違い(ざっくり)

・NTSC:30fps(約29.97)
・PAL:25fps


映像に違和感やノイズが出る場合は、
このスイッチを切り替えてみてください。

※逆に、このノイズをあえて演出として使う場合は「PAL」にするのも一つの方法です。


■補足:基本のセッティングについて

ブラウン管テレビの基本的な接続方法については、
こちらの記事で詳しく紹介しています。

⬇️


■まとめ

トラブルが起きると焦ってしまいがちですが、
ほとんどの場合はシンプルな原因で解決できることが多いです。

落ち着いてひとつずつ確認していただければ、
問題なく使えるケースがほとんどだと思います。

それでも不安な場合は、
事前のロケハンで一度確認しておくのがおすすめです。

GRID SPACE 旗の台では、
こうした機材も含めて「使える状態」を前提に設計しています。

スタジオ全体の特徴や、制作チームにとって助かるポイントは
こちらの記事でまとめています。

⬇️

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