レトロSFな撮影空間をつくる、不思議な照明たち|GRID SPACE 旗の台
レトロSFな撮影空間をつくる、不思議な照明たち
地下に広がる、少し不思議なレトロSF空間の撮影スタジオ「GRID SPACE 旗の台」に、新たに間接照明が追加されました。

ブラウン管テレビが並ぶレトロSFテイストの撮影スタジオ「GRID SPACE 旗の台」
GRID SPACE 旗の台では、ブラウン管テレビだけではなく、
👉 「光そのもの」も空間を構成する重要な要素
として考えています。
ブラウン管テレビの光はそれだけでも印象的ですが、周囲に間接照明を加えることで、空間全体の奥行きや色の見え方も変わってきます。ブラウン管テレビを主役にするだけではなく、照明と組み合わせることで、よりレトロSFらしい空気を作りやすくなると思います。
ブラウン管テレビの接続や投影方法については、こちらの記事をご参照ください👇
撮影用の照明機材については以前から充実させていましたが、今回はそれとは別に、“空間の雰囲気そのもの”を作るための間接照明を追加しています。

人物を照らすためだけではなく、背景側にも少し違和感のある光を加えることで、空間全体の空気感を調整しやすくなりました。
撮影用照明機材については、こちらの記事でも詳しく紹介しています👇
今回の記事では、そんなレトロSF空間を形づくる照明たちを紹介していきます。
それぞれ移動して使用することも可能なので、
- どこに置くか
- 何と組み合わせるか
- どんな色で使うか
など、レイアウトの参考としても見ていただけたら嬉しいです。
1. まるで宇宙生命体のような3灯の照明
こちらは「ゴーフレード・レッジャーニ」のフロアランプです。

イタリアのヴィンテージ照明ブランド「Reggiani Illuminazione」の流れを汲む照明で、1960〜70年代のスペースエイジデザインを感じる、クローム球体シェードが特徴です。

個人的には、
👉 「宇宙船の内部設備感」
のような空気がかなり気に入っています。
ブラウン管テレビやシルバー系の小物とも相性がよく、空間に置くだけで、一気にレトロSF感が増してくれます。
こちらの照明は、スイッチを右に回すことで点灯パターンが切り替わります。

順番は、
- 2灯点灯
- 1灯点灯
- 3灯点灯
- 消灯
という流れです。
少し分かりづらい操作ですが、点灯する数を変えることで、光の出方も少し変えられます。
2. 足元を“転生”させた球体スタンドライト
こちらはヴィンテージで購入した照明なのですが、もともとの台座部分が経年劣化で破損してしまい、一時は処分も考えていました。

ただ、この球体フォルムがどうしても忘れられず、
👉 「なんとかこの形を残したい」
と思った結果、センチュリースタンドの脚部分を流用することで、別の形として再生させました。
結果的に、少し工業製品っぽい雰囲気も加わって、GRID SPACE 旗の台の空間にもかなり馴染んでくれています。
スイッチは元のコンセントにつけたスイッチからオンオフが可能です。

3. 未来植物のようなスタンドライト
こちらは地方のリサイクルショップ巡りをしている時に偶然見つけた照明です。

シルバーの幹のような支柱から、小さなLEDの光が咲いているような、不思議なフォルムをしています。
植物にも見えるし、未知の機械にも見える。
その曖昧さが、この空間にはかなり合っている気がしています。

ちなみにこちら、少しわかりづらいのですが👇

👉 本体に触れることで点灯します
この“ちょっと未来っぽい操作感”も気に入っているポイントです。
4. 惑星のようなシルバーフォルムのスタンドライト
こちらは、もともとブラックだった照明を、スタジオの世界観に合わせてシルバーに再塗装したものです。

半球状のフォルムに光が反射することで、直接光るというより、
👉 「反射した光そのもの」が空間に広がる

少し変わったタイプの照明になっています。
個人的には、
👉 「小さな惑星感」
があってかなり好きな照明です。
こちらのライトのオンオフはフットスイッチとなります。

5. 飛来したUFOのようなスタンドライト
こちらもヴィンテージで購入したライトです。

フリスビーのようなシェード形状がかなり特徴的で、
👉 「着陸したUFO感」
のある照明です。

ソファーブースなどに置くと相性がよく、少し未来的な生活空間のような雰囲気を作ることができます。

6. 角度調節可能な可動型スタンドライト
こちらは2005年製のNational製フロアライト。


オークションで見つけた照明なのですが、
- 医療用の検査灯
- 実験室のライト
- 研究施設の設備
のような空気がかなり気に入っています。
ブラウン管テレビやオシロスコープ、シルバーロッカー背景とも相性がよく、
👉 「少し無機質な研究施設感」
を強めてくれる照明です。
オシロスコープについてはこちらの記事でも紹介しています👇
角度も調整できるので、人物への当て方次第でかなり表情が変わります。
こちらの照明は本体ライト部分にスイッチがあります。

7. 「シグナル」のようなフォルムのライト

こちらは、これまで紹介してきた球体フォルムの照明とは少し違って、
どちらかというと
👉 「信号」
👉 「通信装置」
👉 「施設内インジケーター」
のような雰囲気を持った照明です。

四角い発光面が縦に並んでいることで、
どこか機械的で、無機質な空気があります。
個人的には、
👉 「研究施設の通路に立っていそうな照明」
みたいな感覚がかなり気に入っています。
また、この照明はGRID SPACE 旗の台の特徴でもある、
👉 グリッド状の床
ともかなり相性が良く、
丸い照明が多い空間の中で、少しだけ“直線的な違和感”を加えてくれます。
ブラウン管テレビやオシロスコープの横に置くと、
どこか「施設感」や「管理室感」のような空気も出しやすく、
MVやアパレル撮影の背景としてもかなり面白いアイテムだと思います。
また、単体で置くだけでも成立しやすいので、
・背景の抜け感を埋めたい時
・空間に“縦の情報”を足したい時
・少し未来的な雰囲気を加えたい時
にも使いやすい照明です。
こちらの照明はフットステップでオンオフができます。

8. もはや間接照明ではない「手術灯」
こちらはオープン当初から設置している、GRID SPACE 旗の台でも特に人気の高いアイテムです。

もはや間接照明というより、
👉 「主役級の演出装置」
に近い存在かもしれません。
点灯すると、一気に空間の空気が変わります。
特に、
- 実験室風
- 監視施設風
- レトロSF映画風
の雰囲気とはかなり相性が良く、MV撮影などでも印象的な画を作りやすいアイテムです。
手術灯についてはこちらの記事でも詳しく紹介しています👇
小さな違和感の積み重ねで、空間はできている

写真だけで見ると、ひとつひとつは少し変わった照明に見えるかもしれません。
ただ実際に空間の中に入ると、
- 白いグリッドの床
- ブラウン管テレビ
- ビンテージ機材
- シルバーの反射
- 光の色
などが重なり合って、
👉 「少し説明しづらい空気」
になっていきます。
GRID SPACE 旗の台の4つの背景については、こちらの記事でも紹介しています👇
GRID SPACE 旗の台は、ブラウン管テレビだけではなく、
👉 こうした“小さな違和感”の積み重ね
で作っている撮影空間です。
何もないように見える場所にも、実は意味があります。
ただ、その余白をどう使って完成させるかは、使っていただくみなさんの想像力に委ねたいと思っています。
MVやアーティスト写真、アパレルルックなどで、
👉 「普通の背景では少し足りない」
と感じた時は、ぜひ一度ロケハンで空間をご確認ください。
GRID SPACE 旗の台全体の考え方や、制作チームにとって使いやすいポイントについては、こちらの記事でもまとめています👇